訓練・研修の様子



播但地区消防職員意見発表会!


 令和7年1月28日(火)、姫路市で開催された第21回播但地区消防職員意見発表会に当本部の代表として 谷 幸剛 消防士長が出場し、「我が家専用防災マップ」という題目で、堂々と発表を行いました。
 発表内容は、大規模な災害が発生した場合に消防職員として活動しなければならないことを想定し、家族の不安を和らげるため、また、子どもたちに防災意識を身に着けるため、我が家専用の防災マップ作りに取り組んだ素晴らしい内容でした。

 発表原稿はこちら




近畿消防職員駅伝大会 第8位(県下4位)


 令和7年1月23日(木)大阪市において「第18回近畿消防職員駅伝大会」が開催され、当消防本部から有志10名が非番、休みを活用し大会に参加しました。大会は、近畿地区の29消防本部から計41チームが襷を繋ぎ、当消防本部は、職員数75名の小規模な消防ながら総合8位(県下4位)の好成績を収めることができました。これも業務中の体力練成だけでなく、非番や休みの日に行った鍛錬の成果だと思います。
 体力は、山岳事案、火災等の長時間となる現場活動で必須です。また、苦しい練習に耐え抜いた強い忍耐力、高い集中力は、あらゆる業務に活きていきますので、引き続き鍛錬を継続させ、消防業務に邁進して参ります。



※画像はクリックすると拡大表示されます。
駅伝チーム  駅伝メンバー 



今、備えよう。大規模地震時における電気火災対策!!


 大規模地震の発生に伴う火災は、阪神淡路大震災では285件、東日本大震災では286件、能登半島地震では17件と、多くの場所で同時に多発することがあります。
 大規模地震発生時には消防力が不足するため、一度火災が発生すると消火活動が困難となり、大規模な火災となる危険性が高まります。
 そこで地震による火災の発生を未然に防ぐことが重要となります。
 消防庁では、地震火災発生のメカニズム等を過去の事例とともに紹介し、その対策を下記のホームページでわかりやすく紹介しています。

 下記のホームページを参考に、大規模地震時における火災の危険性を正しく理解し、火災予防に努めていただき、災害に強いまちづくりを目指しましょう。
 
 今、備えよう。大規模地震時における電気火災対策 住宅防火関係(映像資料) 総務省消防庁



文化財火災防ぎょ訓練を実施しました


 令和7年1月20日(月)、香美町香住区下浜の帝釈寺において、文化財火災防ぎょ訓練を実施しました。
 帝釈寺は本堂が平成30年4月に町指定文化財に指定され、また、従前より県指定、町指定の有形文化財も複数安置されており、文化財愛護思想の普及と防災意識の啓発、関係機関との連携を深める訓練となりました。 









令和7年消防出初式を実施しました


 令和7年1月9日(木)、消防本部コミュニティ消防センターにおいて、消防出初式を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大前の令和2年以来5年ぶりにご来賓をお招きし、式典、観閲、消防訓練を行いました。
 式典では、管理者式辞、消防長訓示、表彰伝達に続き、多数のご来賓の皆様から励ましの言葉を頂きました。
 また、1月28日(火)に姫路市で開催される播但地区消防職員意見発表会に出場する谷士長が意見発表を行いました。
 式典終了後、観閲、救助訓練、一斉放水を行い、災害が多発する近年「いかなる状況下においても住民の期待に応えられる消防」を目指す決意を新たにしました。


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 消防長訓示  職員表彰  意見発表 観 閲 

救助訓練①   救助訓練②  一斉放水①  一斉放水②


但馬地区女性消防職員交流会を開催しました


 令和6年12月10日(火)に当本部で但馬地区女性消防職員交流会を開催しました。
 但馬地区の女性消防職員(5名)が集まり、各本部での取り組みなどの意見交換を行った後、昨年完成した女性施設や今年導入した車両の見学を行いました。
 今後の業務において参考に出来ることが多々あり、また女性消防職員の仲を深められた有意義な時間となりました。







新車両紹介


13mブーム付多目的消防ポンプ自動車(MVF)を導入しました

美方広域消防本部のはしご車が長年の役目を終え、新たに13mブーム付多目的消防ポンプ自動車が導入され、10月13日(日)に運用を開始しました。

13mブーム付多目的消防ポンプ自動車とは、タンクに900Lの水を積んだポンプ車で、更に13mの高さまで伸びるバスケットを備えており、消火と救助を担うまさに多目的な消防車で、「MVF(MIKATA VARIOUS FIGHTER)」といいます。

バスケットの許容積載荷重は約270kgで3名まで乗車でき、高所には13.7mまで、低所にはマイナス2.1mまで架梯が可能で、はしご車と同等のパフォーマンスを発揮してくれます。アウトリガを車体側面に張り出すことなく架梯できることから、はしご車に比べ狭隘な場所での活動が可能となりました。また、水に消火薬剤を加え、圧縮空気を送ることで泡を作り、水の表面積を増やすCAFS装置を装備しており、少量の水で効果的に消火が可能となりました。

今後は、はしご車の代わりに13mブーム付多目的消防ポンプ自動車が地域の皆様の安心安全の一役を担い、「MVF」の愛称で親しまれるよう訓練に励んでまいります。

※写真をクリックすると拡大します。


  

兵庫県消防防災航空隊と合同で救出訓練を実施しました


 令和6年6月20日(木)に香住区一日市の岡見公園にて兵庫県消防防災航空隊と合同で海岸救出訓練を実施しました。
当管内には年間を通じて多くの釣り客が訪れており、毎年釣り客の関係する事故が発生していることから、兵庫県消防防災航空隊との連携と救助技術等の向上を図ることを目的とし、傾斜地の引き上げ救出訓練及び兵庫県消防防災航空隊によるホイスト救出訓練を実施し連携を深めることができました。
訓練動画はこちら                                 

   訓 練 写 真
   

   

   


救急講習会を実施しました!


 令和6年6月5日(水)に出石特別支援学校みかた校の職員を対象とした、救急講習会を実施しました。
 今回の講習では、心肺蘇生法をより深く学び、体験していただくために3つのブースに分かれて講習を行いました。90分と短い時間でしたが、内容の濃い講習を行うことができ、受講者から「理解が深まった」との声を多く頂きました。実際の様子は下記の動画から視聴可能です。
 美方広域消防本部では、今後も対象者に合わせた救急講習を行い、美方郡の救急医療への理解向上を目指し努めていきます。
 消防署では、心肺蘇生用資器材(訓練用)の貸出も行っていますので、お気軽にご利用ください。

 動画はこちら





建物(社会福祉施設)火災防ぎょ訓練

令和6年3月4日(月)に新温泉町歌長、特別養護老人ホームゆむらにおいて建物火災防ぎょ訓練を実施しました。

この訓練は全国で一斉に実施される「春の火災予防運動」の行事の一環として、建物火災における警防技術及び救助技術の向上、各関係機関との連携強化、更には住民の防火意識の高揚を目的として毎年実施しています。

今回の訓練では特別養護老人ホームゆむらの1階の厨房から出火し、多数の逃げ遅れがあるとの想定で、自衛消防隊による通報、初期消火、避難誘導、応急手当訓練が実施され、その後、美方広域消防署による消火、救助訓練を実施しました。

その後、施設職員を対象に訓練用の水消火器を使用して初期消火訓練が実施されました。

 みなさん真剣な眼差しで熱心に取り組まれ、防火意識の高揚は十分に図れたと感じています。また我々消防職員も、実際の施設を使用しての貴重な訓練が実施でき、警防技術及び救助技術の向上を図ることができました。

 この経験を今後の現場活動に活かすとともに、引き続き火災予防に努めてまいります。

 

訓練動画はこちら → 訓練動画(youtubeへリンクしてます。)






新車両紹介

救助工作車を導入しました

美方広域消防本部に発足以来初となる救助工作車が導入され、226日(月)に運用を開始しました。

この救助工作車は、救助活動に特化した車両で、ウィンチやクレーン、大型照明が装備されています。また、複雑多様化する災害に迅速に対応できるよう、油圧救助器具、切断用器具、破壊用器具等はバッテリー式に一新され、粉塵が舞うような現場や酸素が薄い現場等の厳しい環境下でも救助活動の継続が可能となりました。山岳救助資機材や水難救助器具も新しくなり、山や海を抱える当本部の強い味方になります。

車両側面には山陰東部に古くから伝わる麒麟獅子(きりんじし)が舞っています。麒麟獅子は幸せを呼ぶ霊獣と言われており、美方郡内の安心安全を願ってデザインしました。

有事の際、この車両の高いポテンシャルが存分に発揮できるよう、日々訓練に励み、救助技術の向上に努めてまいります。

美方郡で初の救助工作車の活躍にご期待ください。

※クリックすると拡大します。





このページに関するお問い合わせ先

美方広域消防本部 管理課・警防課・予防課

兵庫県美方郡新温泉町今岡257-1
☎ 0796‐92‐0119  Fax 0796‐92‐0594

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